「くだらない格好つけのために死んだ奴は沢山いる。宿代の滞納が9ドル60セント。ここのオーナーはあんたを追い出すって言ってるぞ。この金を受け取れ。そして知ってることを喋るんだ!」
俺は10ドル札をテーブルの上に置いた。
「くそっ!」彼女はそう言った後で、慌てて付け加えた。「あんたに言ってるんじゃないの。あのオーナーよ。余計なことを喋って」
「あいつだって金は要る」
「ごうつくばりは全員地獄行きよ」
「10ドルは多過ぎるって意味にも取れるが・・・」
その瞬間、彼女は驚くべき素早さで金をひったくった。
俺は呆れて、思わずちょっと笑ってしまった。一瞬、彼女は俺を睨みつけたが、俺につられて笑った。
どうする?