バッド・リトル・プリンシズ

May 2022 by nanaD

奴の背中の向こうに葉巻の煙が見える。
「トーマス・エグゼヴィアか?」
「ちがうよ!」
「いいだろう。ゆっくりこっちを向け」
こいつはどうしようもない無能だった。ゆっくり振り返ることすらできねえのか。しかも手には拳銃。そりゃ駄目だっていちいち言われなきゃ分からねえのか。
それでも生きてりゃ自分の足で歩くぐらいのことはできたはずだ。死体は銃で脅しても歩いてくれないから嫌いだ。仕方なく俺は死体を保安官事務所まで運んだ。
なんとか二人片付けた。
保安官から懸賞金を受け取って、俺はジョンソン家に行った。

どうする?

アーネスト・ヤングの女について考える
ジョンソン家の人達と話す