バッド・リトル・プリンシズ

May 2022 by nanaD

宿で聞いてみた。
「マリアって女は居るか?」
「居ると思うけど・・・あんた賞金稼ぎかい?ここで荒事は勘弁してくれよ」
察しがいい。それとも、そういう奴しか訪ねてこないのか。
「アーネスト・ヤングはここには居ないんだろ?なら荒れるはずがない」
「でも賞金稼ぎってのはよく女相手でもメチャクチャするじゃないか」
「金で済むならそうするつもりだ」
「そりゃいい。だったら、あの女は何でも喋るはずだぜ」
「辛辣な言い方だな」
「宿代がずいぶん滞納になってるてる。もしあいつが『金は要らない』なんて言ったら今すぐ俺が追い出してやる」
「そうか。ちなみにいくらだ?」
「9ドル60セントだ」
「今日中に払われると思っていいぜ」
「そいつは助かる。そうだ、俺がドアを開けさせよう。見ず知らずじゃ警戒される」
一緒に2階に上がってドアをノックすると
「開けろ。この紳士はあんたに聞きたいことがあるそうだ」
そう言ってドアを開けさせて、俺に目配せすると下に降りていった。

どうする?

アーネスト・ヤングについて聞く
ジョンソン家について考える