都市伝説:ヤミオ(第2版)

Sep 2022 by mizuno

ヤミオに連れ去られた奴等はもうこの世にはいない、つまり死んでるのだと思うが、死体が出なければそれは警察にとって失踪であって殺人ではない。しかも消えたのが反社やグレーゾーンの人間では「何かしでかして海外逃亡か?」としか思われない。
ふと横を見ると帽子を目深に被った男がいた。そして、その男がゆっくりと、こっちを向いた。ゆっくりと、十秒以上かけて向きを変えたように見えた。そう感じた。まるで交通事故に遭った人が見るというスローモーションの風景のようだ。
そして俺は理解した。こいつがヤミオだ!
目が合うと呪われるという噂だが、どうということはないと思った。だが急に息苦しくなって、何かがおかしいと思ったが、何がおかしいのか分からないまま、何も考えられなくなった。

気がつくと古ぼけた雑居ビル群の隙間で寝ていた。

どうする?

ミミズについて思い出す
ヤミオについて思い出す
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